横浜国立大学 人間教育学部|大学院 環境情報学府
安藤研究室では、社会老年学(ジェロントロジー)、高齢者心理学、人と動物の関係学を中心に研究を行っています。

第38回ヒューマン・アニマル・ボンド心理学研究会「周縁から見る人と動物の絆」―大塚敦子氏講演

第38回ヒューマン・アニマル・ボンド心理学研究会
(日本動物看護学会第53回例会・ヒトと動物の関係学会第117回例会)

「周縁から見る人と動物の絆」―大塚敦子氏講演

2018年2月9日(金)18:00〜20:00・桜美林大学四谷キャンパス

日米の豊富な取材体験の話に、参加者は熱心に耳を傾けました

フォトジャーナリスト・ノンフィクション/写真絵本作家である大塚敦子氏による2時間にわたる講演に、50名以上の参加者が熱心に耳を傾けました。病気や障害で苦しむ人たち、あるいは罪を犯した犯罪者など社会の中心ではなく周縁にいる人たちに対して、動物が果たす役割の大きさをたくさんの写真とともに語っていただきました。刑務所での保護犬や猫のトレーニング、被虐待児が動物のケアをする農場プログラム、犯罪者の社会復帰施設での盲導犬パピー育成など、日米で実施されている社会の周縁にいる人たち対象の取り組みは、当事者にとって、動物にとって、そして社会にとって大きな成果を上げていることが理解できました。また、日本で初めてのR.E.A.D(子どもが犬に読み聞かせをする)プログラムについても、実施する三鷹市立図書館の田中館長と共に説明があり、参加者からも大きな関心が示されました。
日本の少年院での保護犬トレーニングやアメリカの精神疾患を有する犯罪者の刑務所での保護犬、保護猫トレーニングなど未発表の報告もあり、今後出版される本に期待が持たれる内容でした。

三鷹図書館田中館長とともに、“わん!だふる読書体験”の報告